嵐山町いじめ防止基本方針

　すべての児童生徒は、かけがえのない存在であり、社会の宝です。児童生徒が健やかに成長していくことはいつの時代も社会全体の願いであり、豊かな末来の実現に向けて最も大切なことです。児童生徒にとって、いじめはその健やかな成長への阻害要因となるだけでなく、将来に向けた希望を失わせるなど、深刻な影響を与えるものとの認識に立つ必要があるため、いじめは、すべての児童生徒に関係する問題です。

　いじめを防止するためには、町民全員が児童生徒のいじめに関する課題意識を共有し、自己の役割を認識するとともに、児童生徒も、自ら安心して豊かな社会や集団を築く推進者であることを自覚し、いじめを許さない風土づくりを進めていかなければなりません。

　この理念のもと、いじめ問題防止等の対策を、町、学校、保護者、児童生徒自身、町民・事業所、関係機関が、それぞれの役割と責任を自覚し、相互に協力し、広く社会全体で取組み、いじめのない子ども社会の実現を目指していきます。