ごみの減量化について(お願い)
[2020年6月26日]
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
新型コロナウィルスによる外出自粛や新しい生活様式が広まる中、家庭から出るごみの量が増えています。
これまで大量消費等をしていく仕組みの中で便利さや生活の豊かさを追求してきました。その結果としてごみ最終処分場の不足や地球温暖化や環境汚染などのさまざまな問題が発生してきました。
未来の子どもたちによりよい環境を残すためにこれまで削減努力によって減少傾向であったごみの量を更に増加させないためにも、持続可能な循環型社会を形成することが重要です。
一人一人のちょとした心がけがごみの減量化につながります。皆さんのご理解ご協力をお願いいたします。
3R(スリーアール)とは
Reduce(リデュース:発生抑制)・Reuse(リユース:再使用)・Recycle(リサイクル:再生利用)という3つの言葉の頭文字の「R」をとったものです。
大量にものを作り、使い捨てる社会に代わり、石油を代表とする天然資源の使用を抑え、循環型社会を形成するには3R(スリーアール)は必要不可欠です。
Reduce(リデュース:発生抑制)とは、ごみの排出を減らすにはすぐにごみになるようなものをつくらない、買わないことにより、ごみ自体を発生させないことが一番です。
身近にできることからReduce(リデュース:発生抑制)に取り組みましょう。
生ごみは水分が大半を占めています。水切りをするだけでも重量を簡単に減らすことができます。生ごみを捨てる前にひとしぼりしましょう。
令和2年7月からは、レジ袋が有料化します。お買いものにはマイバックを持っていき、レジ袋をを使わないようにしましょう。レジ袋の有料化については、経済産業省のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
食品を購入するときは、必要なものを必要な量だけ買うようにし、手つかずのまま捨てたりしないようにしましょう。また、ばら売りや量り売りを利用するように心がけしてみましょう。
Reuse(リユース)とは、一度使用したものを繰り返し使うことをいいます。ものを繰り返し使うことで、天然資源の有効活用できますし、リサイクルに比べ新しい天然資源を使わずに済みます。
使えなくなったものでの他の人に譲ったり、修理したりできないか、捨てる前によく考えてみてみましょう。また、普段から繰り返し使えるものを選ぶようにしましょう。
ビールびんや一升瓶に代表されるリターナルびんは、洗浄して繰り返し使えるため、新たな容器を製造するのに比べ環境への負担を減らすことができます。
着なくなった服や必要なくなった雑貨など、「使わないけど捨ててしまうのはもったいない」ものはフリーマーケットやリサイクルショップを利用してみましょう。
一時的に必要な物については、リースやレンタル方式での利用を検討しましょう。
Recycle(リサイクル)とは、使えなくなったものを原料として他のものに作り変えることです。しかし、リサイクルをするには天然資源を使用しなければ、他のものに作り変えることができません。
資源物(アルミ缶、紙衣類、茶びん、無色びん、ペットボトルなど)を出すときは、きちんと分別して出しましょう。きちんと分別することで資源物として出されたものが再び商品として生まれ変わります。
手作業で異物を取り除くのは大変な作業です。分別収集カレンダーを見ながら、正しい分別にご協力をお願いいたします。
集団資源回収とは、営利を目的としない住民団体で自ら回収日と回収場所を指定して、再生資源業者に引き渡すことです。多くの資源がリサイクルされることにより、環境への負担を減らすことができます。