町長あいさつ

　令和2年9月9日に嵐山町長を拝命して以来、職員と日々さまざまな課題解決のため取り組んでまいりました。その一日一日は大変貴重な時間の連続で、職員と熱い議論を交わし、互いに励ましあい、知恵を出し合って長年にわたる課題を解決できた喜びを共有したり、また時には、職員の直言により行き過ぎたところを思い留めたりと、本当に充実しております。

　町民の方々からは、「窓口で職員さんがとても丁寧に教えてくれたので、安心して手続きができました。」「図書館に行ったら、職員さんが「本当によくおいで頂きました。」と心から歓迎をしてくれ、コロナ禍の閉そく感が一気に吹き飛んでしまうほど嬉しい気持ちになりました。」また逆に、「ある公共施設に電話をしたら、大変横柄な話し方をされ、私も思わず怒鳴ってしまいました。職員教育は難しいと思いますが、佐久間町長さん、是非宜しくお願いします。」とのお言葉をいただきました。

　また、「ふれあい交流センターの窓口を廃止しないでほしい。」とのご意見がある一方、「高齢者外出支援タクシー券の利用勝手がよくなってよかった。これで安心して役場まで行けます。年に1回くらいしか行かないけどね。」ともいただきました。

　このようにすべての町民の方々に満足をしていただくことはなかなか出来ませんが、ご意見をいただけることは大変ありがたいことであり、ご指摘いただくことにより我々も気づき、反省し、新たな視点を見出し、改善を図っていくことができるからです。職員とともに現状をしっかり把握・分析し、今後の動向を見極める中で町政を前進させてまいりたいと考えております。

　人生100年時代となりました。適度な運動、バランスのとれた食事、十分な睡眠、そして人と楽しく関わる場を持つことが、この人生最大級の目標を達成できる重要なカギであると指摘されています。行き着くところは健康です。もちろん町でもお手伝いいたしますが、先ず皆さんの第一歩が大切です。町内にはすでにその一歩を出し始めた方々が多くいらっしゃいます。ぜひ、あなた様も加わってみてはいかがでしょうか。

　「人が宝のまちづくり」　私の周りには「宝」と思える多くの町民の方々がいらっしゃいます。職員がおります。心から感謝しています。今年度もこのような素敵な方々とともに楽しく、さらに多くの町民の方々が健康で、生きがいを感じ、将来に対し夢と希望を持てる地域づくり、まちづくりに邁進してまいります。どうぞご理解とご協力の程、宜しくお願いいたします。

嵐山町長      佐久間　孝光