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鎌形八幡神社

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鎌形八幡神社は創建が奈良時代末から平安時代始めごろに坂上田村麻呂によって建てられたと伝わります。その後は源氏の氏神として大切にされました。神仏習合の流れもあり、中世には修験の地としても繁栄しました。本殿は拝殿に覆われており、御神体は僧形八幡を祀ります。


神社には3つの指定文化財があります。


貞和の懸仏

貞和4年(1347)の銘が刻まれています。懸仏とは鏡の鏡面に仏像や神像を貼り付けたもので、建物の中などに掛けて拝みます。もともとは鏡面に刻んで描かれていたものが、後に鋳造されるようになります。

伝木曽義仲産湯の清水

義仲は、仁平三年(1153)に父親の源義賢が大蔵の館に移り住んだ年に生まれたと伝えられ、その際に近隣の七つの清水から産湯を沸かした話があります。他の6つについては枯れてしまい、現在は神社に残るものが唯一です。

 

鎌形八幡神社本殿

本殿を拝殿が覆う形のもので、中の本殿が町指定文化財です。本殿は棟札から寛延2年(1749)に建てられたとわかりますが、それよりも古いと思われる部材や新材を含み、数度の補修をおこなっていたことかうかがわれます。簡素な一間社流造で、装飾的な彫刻や色彩は正面扉脇・脇障子・蟇股・木鼻などに限られます。装飾性の少なさからも古い様式をうかがわせます。

 

鎌形八幡神社では、氏子によって大正まで流鏑馬が奉納されていましたが、一度廃れてしまいました。現在では鎌形流鏑馬後援会によって春に流鏑馬が奉納されています。


鎌形八幡神社 鳥居からの眺め
鎌形八幡神社境内

鎌形八幡神社

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